2021/09/12 22:12
ポリマークレイの魅力の一つに、「無駄なく使える」ことがあります。
キャラクターや花模様、幾何学模様はクレイを金太郎飴(ケイン)のように組んで作りますが、両端は絵柄が潰れているのでカットすることになります。
キャラクターの時などは、絵柄がきれいに取れる中心部分を残すとカットする部分の方が多いことも珍しくありません。
たくさんのきれいな色のクレイが、狙った柄になりきれずに一旦無駄になるのですが、そのクレイは絶対に捨ててはダメなんです。ちゃんと後で無駄なく使うので。
『砂の物語』シリーズのクレイは、これまでの数えきれないケインを作る過程で生まれたこの端っこのクレイからできています。
そんなクレイのことを『スクラップ』と呼ぶこともあるけど、要らないクレイは1つも混ざってない、『お宝クレイ』です。
だって、作品作るのには好きな色と必要な色しか使いませんから。
ポリマークレイは常温では固まらないので、何年も大事に取っておけます。主役にならなかったクレイも、ビーズの中子になるし、こうやって砂粒のように細かく刻んで新たなおもしろい作品に生まれ変わります。
『砂の物語』シリーズは、時にはラメや蛍光、蓄光色の特殊なクレイも混ざって、何色あるのかわからないクレイの粒で作ったプレートに、合わせる単色と形を自由に変えて作ることができます。
オーダーもお受けしますので気軽にお声掛けください。